2015年10月28日
ジョン・ウェインの騎兵隊
南シナ海ではついに米海軍による準軍事行動が始まった。
中国は領土問題で決着のついてない岩礁に無理やり滑走路を作り自国の領土と主張している。これ自体暴力行為であるから周囲の国と軋轢を及ぼしているがフィリピンもベトナムも海軍力がない。
そこで出てくるのが米海軍である。インディアンに襲われたか弱い住民、そこにラッパを吹き鳴らしてやって来たのがジョン・ウェイン率いる騎兵隊という構図だ。米国人はこういうの大好きだ。ほんとはどっちが悪者かなんてどうでもよい、今に至るまで。
戦争というのはたいていこういう小競り合いから始まる。日中戦争と呼ばれる戦いも長期戦争になったが最初は小競り合いだった。
勿論21世紀の現代でそんな全面戦争なんて起こることは可能性は低い。しかし南シナ海地域限定戦争であれば十分に起こりうる。
例えば日本が満州に進出した時(ぼくは当時の中国を俯瞰する限り無政府状態であった満州地域に正当な王朝を立ててそれなりに安定した国家を樹立したという意味では進出で十分だと思う)石原莞爾は満州以外に進出する予定はなかった。
当時の米国は長期不況に陥っておりリットン調査団を送り込んで「こいつは侵略だ!」とやった。その時点で欧米はアジア諸国を植民地化しており、お前らがやったら植民地で日本がやったら侵略って?そりゃどうなんだって話である。
まあいい、中国は戦争には弱いが宣伝には強い。米国を動かして日本を抑えこむ戦略を取った。日本はこれに対して宣伝の重要さを理解せず戦闘のみが重要と思い込んでいた、これも余談。
日本で安保法制が成立した。南シナ海はすぐ近くである。米海軍が行動する時は日本海軍も後方警備から兵站まで対応できる。佐世保にも横須賀にも海軍基地がある。
さあ、いつか来た道である。これは数年前から何度も書いていたが当時は誰も「ばか?」と言われた。しかし今現実化している。
ジョン・ウェインの駆け付け警護、2020年に向けた布石の一歩である。
明日から日本出張だ。