2016年06月07日

移住の風景

移住には成功も失敗もない。移住、それは目の前に広がる単なる風景である。それなのに何か勘違いして永住権取れたらゴールなんて思っている人が目立つがそれは通過点でしかない。

 

通過出来るかどうかは状況次第であるが移住そのものはニュージーランドに足を付けた時から始まっているのである。

 

なのにまるで永住権待ってます、その間花を育てます野菜を作りますってのを観てると正直納得出来ない。今は仕事が出来ないのなら独学でも良いからこの国で役立つ知識を学ぼうとしないのか?

 

この国が必要とする技術は移民局のサイト観れば分かるわけで自分の時間をどう使うかまで移民局に制限されていない。

 

つまりどのような状況であれ学ぶのは自由なのである。そしてそれこそが通過地点を過ぎた後に経済生活の役に立つ。

 

通過地点の風景を観てどちらに進めるかでその後のあなた達の生活が良くなるか悪くなるかが決まる。つまり何であれ今出来ることを精一杯やることが大事なのだ。それを後回しにして蝶よ花よでは将来が危ぶまれる。

 

永住権を取得することだけを目的にやって来てもその後どうするのか?経済生活をどう構築するのか?ワークビザが取れたとしても子供の学費免除は何時まで続くのか?

 

物価高のAucklandで高い給料を得ることが出来るのか?何時まで賃貸住宅なのだ?先を観れば永住権よりも現実の生活の方がずっと大事であり今後のAuckland経済の成長がどっちに向かうのか不透明である現状、出来る時に出来ることをする、そうやって努力した人に神様は微笑んでくれる。



tom_eastwind at 11:20│Comments(0)TrackBack(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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