2016年06月09日
住環境
Aucklandに到着すると真っ先に感じるのが空気の違いだ。空が綺麗である。
人間は空気なしでは5分と生きていられない。それほど大事な空気なのに普段人は空気の質を気にしない。吸えればいいやくらいだろう。
けれど空気は誰もが毎秒ごとに吸ってるわけでそこに悪いものがあって体に吸い込めばいずれ体に堆積されて病気になる。
人は本来危険を察知する能力がある。自動車が正面から突っ込んでくる→危険だ→左に避けろ、みたいなのだ。
ところがこれがじわじわ来るやつでおまけに空気など眼に見えないから「ま、いいや」で吸ってしまう。
特に抵抗力のない子供が悪い空気を吸い続ければ大人になるにつれて病気を発症するようになる。今福島で起こっている甲状腺がんと同様である。
日本で公害が酷かった時代は光化学スモッグというのがあった。今の中国の大気汚染のようなものだ。
空気、水、食料、自然エネルギー、やはり住むならニュージーランドである。これは毎回感じる。
空気がきれいなのは吸えば分かる。
水。僕がクイーンズタウンで生活を始めた頃、ワカティプ湖の水は普通に飲んでた。
食料、特に野菜。僕は日本にいる時野菜の味が酷くて不味くて食わなかったが、NZの野菜が甘くて美味しい事がわかりそれから野菜を食べるようになった。
住環境で言えば日本の将来リスクは中国の原発リスクだ。彼らはリスクを恐れずに原発を作るが、原発吹っ飛んだらそのまま黄砂に乗って日本に放射能上陸である。
リスクをゼロにすることは出来ないがリスクを低減することは出来る。家族でニュージーランドに住んでお父さんは日本に出張して仕事をする、この選択肢はありだ。