2016年07月01日
英国移民
北半球の情勢は繋がっておりどこで何が起こるか分からない状態が続いているがこれから早速ニュージーランドに影響が出てくるのが英国からの移民である。
空が青くて空気が澄んでて水も美味しくて人々がフレンドリー、おまけに英語が通じる!
英国は天気が悪くていつも傘持って歩き空気は工場地帯のばい煙で汚れ、水は1800年代後半までロンドンで黒死病が発生するほど汚い、人々は目を合わせても挨拶しようともしない。英語は通じるけど明確な階級社会。
そして今回のEU問題で英国が混乱することは明白である。「こんなバカな話はない、あいつらが何も考えずに投票した結果がこれだよ!民主主義だから結果に従うけどこんな国には住めないぞ」
「じゃあ行こう、こんなイギリスにゃ住み飽きた、僕が行くから君も来い、大きな自然が待ってるぞ!」
すでに英国からカナダへの移住申請も増加しており英国から出るだけの力がある人は海外移住を目指す。
英国を出るけど英国籍は保持出来る。何故ならニュージーランドは重国籍保持が認められてるからだ。
ロンドンからAucklandまで片道約24時間の移動距離はきついけど毎月往復するわけではない。1800年代だったら船で80日とかだったのを考えればずっと楽だ。
そしてこれから飛行機が進歩すれば直行便が飛ぶかもしれない。ちなみに現在はAucklandからロンドンへの直行便はない。東南アジア経由が一般的である。
南半球の小島でありロンドンのような活気はないがテロはなさそうだし給料は安いけどその分ロンドンに比べれば物価も安い(今の日本からすればAucklandの物価は高い)。
元々ニュージーランドは英国からの集団移民で出来上がった島国であり英国自体が世界進出してそれぞれの国で支配層を築いてきた。
これが日本への移住だと「ガイジン」となりニューヨークに行けば「Legal Alien in New York 」となる。
そう考えれば英国民にとってのNZ移住はそれほど抵抗感がない。
これが日本人だとまず移住出来るかどうかの問題があるけど移住ってのがどうしても意識として片道切符みたいな印象がある。それに比べれば英国民は選択肢が広い。