2017年09月14日
ブルーシール
羽田空港を午後遅くの出発なのでお昼に恵比寿のブルーシールでアイスクリームを食べる。
何だか久し振りに甘いものを食べたくなりガーデンプレイスを歩いてたらあのブルーシール、沖縄でよく食べてたアイスクリーム屋があるではないか。
嬉しくなって早速飛び込むと、沖縄に比べたら随分ちっちゃいなって感じのお店である。カウンターで注文して350円のシングルサイズをカップで食べると外の気温が29度なのでひんやりして甘くて旨くてほっとする。
今回の出張は肉体的よりも精神的に疲れた。オークランドで抱えてるいくつもの案件が片付かないままに香港、福岡、東京、大阪、東京と移動しているから机に座ってやる作業に回せる時間が何時もより少ない。
それなのにやるべき作業が多く他人に振れない案件ばかりだから事務作業を自分でするしかない。おまけに作業は全部相手があるわけでその為には小まめなメールチェックも欠かせない。小まめとは起きてる間は30分に1回以上と言う意味だ。
僕は仕事で電話を使うことは殆どない。電話ではどうしても言った言わないになりこちらの細かい機微が間違って認識される事がある。取引はじめて1年経過して「話が違うじゃないか!」となって揉めるのが嫌なのですべてメール形式で記録を残すことにしている。
やり取りをメールで記録していれば何かあった時でも「あの時はこう言いましたよね」とお互い確認が出来る。
だから日本のビジネスマンが何時も電話だけで商売やっているのを観ると「大したもんだな」と思う。何でも魚の買い付けとか毎日の繰り返し作業だと電話のほうが早いと言うことだけど、やはりビジネスの種類の違いだなと思ってしまう。
ついでに言えば「LINEありませんか?」とも聴かれるが、これもやってない。あれって例えば「アジ3匹持ってきて」みたいなカンタンな会話なら良いけどうちのように何年もかけて計画を実行する移住の仕事には合わない。
世の中にはいろんな通信手段があるが電子メールか飛行機で移動して直接会うか、段々両極端になっている。
今年はとにかく忙しい。世界の変化がそのまま直接ぶつかってくるので対応にすごく注意をする必要がある。OECD,IRD,銀行、とにかく緊張の連続であるが、常に戦闘態勢である。
突然目の前に立つ連中との距離感を測り相手の手の届く場所より少し後ろに下がりながら構えてることを見せずに少し肩を下げて両手は鉛筆を握るように軽く丸くしながら何時でも真っ直ぐに相手の急所に突きを入れられる状態にしておく。
相手のやってることが何なのかが分かるまではとにかく様子見をしつつ相手の方向性が見えた瞬間に、叩き潰すのかこっちに組み込むのかを決めてすぐに実行する。
全く頭の痛い話であるが世界が変化している現在は確実に必要な作業である。
香港までは定刻で移動したけど最近すごく混み合ってる香港空港で飛行機は2時間出発遅延。けど追い風で1時間稼げる。
まあいいや、無事にオークランド空港に着陸してくれれば。