2017年09月20日

ヤクザに聞け!

http://news.livedoor.com/article/detail/13636758/

 

元大阪市長の橋下さんが面白い事言ってる。北朝鮮と喧嘩するならヤクザの論理で動けって話だが、これは一本筋が通っている。

 

喧嘩ってのは「蔦の絡まる真面目で古い学校」で頭脳優秀な学生がクラウゼヴィッツの戦争論も亀井勝一郎の人生論も世界史も学ばずに受験勉強で勝つ為だけの為に足し引きとか学んだ場所では決して覚えられる技術ではない。

 

喧嘩ってのは物事を段階的に重ねて判断するものではない。その場でざっと判断して答のない中で一人で決断を下すものだ。

 

ところが受験勉強得意な人々は答がある事を前提に勉強しているから答のない場合には回答や判断が出来ない。その結果周囲と話し合って妥協した間違った結論を導き出す。そこに理論はなく集まった仲間の空気で物事を決める。

 

何が問題点かを理解せずに根性論や精神論だけで物事を決めるから喧嘩しても負ける。だから日本で最も頭の良い連中が第二次世界大戦で大失敗して300万人の日本国民を殺した。

 

目の前にいる相手と瞬発行為で殴り合い最終的には相手を殺す気持ちで戦った方が勝つ。けれど学問やってる連中にはそれが分からない。自分の土俵で相手が戦うと思っているが喧嘩にそんな事ないから。

 

橋下さんが勝つための7か条を書いているが僕からすればこれは簡単、要するに持っているものが少ないほうが勝つって理屈である。

 

何か失って困るものがあればどんな空手有段者でも捨てるものがない奴には負ける。だって捨てるものがない人間は死んでも困らないからだ。

 

それより目の前の相手をぶっ倒せ、その為には多くの格闘技で反則技である小指ひねりでも目突きでも手元にある果物ナイフを相手の右肘に刺し込むでもありである。

 

こんなの殆どの格闘技では違反であるが、それは相手を殺さないという前提で作られた格闘技であるからだ。人を殺すための格闘技は基本が違う。

 

僕は別に暴力肯定ではないが暴力の効果はよく理解している。だから使うなとも言っている。しかし時たま生き残るために必要な暴力であれば、その為に筋肉を鍛えるべきだとも思っている。

 

「わらの犬」という映画を知っている人はいるだろうか。生き残る能力とは肉体だけではなく精神も同様に瞬時に戦える姿勢になる能力なのだ。

 

喧嘩に正道なし、今が喧嘩になっているって事を気づかずに「戦争反対!」なんて言ってたら確実に追い込まれて負けるから。



tom_eastwind at 10:50│Comments(0) 諸行無常のビジネス日誌 

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