2017年09月21日
対話は無に帰した。
今回の日本の総選挙はやはり北朝鮮への攻撃への前触れだろう。
時期的に「もりかけ問題」から目をそらすと言う意見もあるが民衆から見ればすでに片付いた事件である。どちらも違法性を問われることはないし現金授受の事実も出てこない。野党が騒いでいるだけだ。だったら来年の衆院任期満了までやった方が良い、下手に選挙やってもし負けたら話にならん。
野党が弱っている今が叩き時で小池さんもまだ国政の準備が出来てないと言っても小池さんは橋下さんは安倍首相の敵に回ることは考えられない。むしろ彼等の準備が出来るのを待って総選挙やって民進党を叩き潰すほうがよほど安全である。
なのにある意味突然の総選挙発表は米国からの指示ではないかと思う。今年12月以降に北朝鮮を米国が攻撃する、だから足元をしっかり固めておけ、選挙して次の3年間を自民党の議席を確実なものにしておけって事だろう。
今なら総選挙やっても自民党は単独過半数がいける。今後戦争が始まれば有事法制で駆けつけ警護や日本に侵入するスパイ取締り等国会議論が必要になるが、その時にいちいち野党に伺いを立てていては時間がない。
多くの有事法制では国会で議論する事になっているが戦争になればそんな議論をしている間に敵が攻め込んでくるし味方を守る時間がない。
ならばここで総選挙を仕掛けて必ず勝ち単独過半数を取り有事体制を確立する、これで米国が戦争を始めても背後を守れるし自衛隊を出せる。
何せ相手が北朝鮮と言う事は中国がどう動くかが大きな焦点になる。米国が北朝鮮を叩いたら中国がどう動くか?10月の中国の動き次第だが米国が習近平を後押しして彼が継続すればその見返りとして北朝鮮を叩き核ミサイルを破壊して金正恩を倒して後は金正男の息子を立てて中国寄りで安全な国に仕立て上げる。
その為の前線基地として日本は非常に重要である。
何せ韓国は既に北朝鮮寄りである。今日の記事でも韓国はこの時期に北朝鮮に9億円の「人道支援金」を払うと言ってるのだから全く日米連合軍には役立たず の足引張りである。
米国からすればやはり頼りになるのは素直に従う日本であり日本にある米軍基地から空母を北朝鮮に派遣して平壌を一気に叩く時の後背の守りは日本に任せるのが一番安心である。
その為にも自民党の一党支配で固めてもらいたい、そんな依頼があって安倍首相が判断したのだろう。
だから今回の国連会議では米国大統領が日本に対する感謝の意を込めて拉致問題を発言してくれて安倍首相は「対話は無に帰した」と北朝鮮に対する圧力を強めろって発言が出来た。
ある意味日本と米国がよく協調して動いている話である。そう言えば昔もこんな事があったな。
日本が戦争で大負けして米国軍が日本に駐留していたマッカーサーの時代に突如北朝鮮が韓国に侵攻して来た。民衆を捨ててソウルを逃げ出す韓国政権を米国としてどうするかなんて考えてる間に北朝鮮軍は釜山近くまで韓国政権の追い込みを図り一時は韓国政府が日本に脱出するって話もあった。
ところがそこで米軍がインチョン上陸、北朝鮮を上から叩き追い込み北朝鮮軍は何とか包囲網から逃れて平壌に戻ったがそこも米軍に叩かれ鴨緑江にまで追い込まれた時に中国人民解放軍が出て来て大喧嘩になり停戦が成立した。
その時に前線の米軍の軍事物資供給をやったのが日本であり米軍は前線基地としての不沈空母日本に対して信頼を持った。「こいつらは敵に回したら本当に厄介だが味方にすれば信用出来る」そういう印象を持った米国の軍隊はその後も日本に駐留基地を作り核の傘の下で日本を守った。日本は軽装備しかせずにお金を経済に回して高成長した。その時代が岸信介首相であり日本は日米安保条約を守るために学生運動を叩き潰した。
岸信介首相の孫である安倍首相がお爺ちゃんと同じ道を歩こうとするのはある意味当然である、彼はお爺ちゃんを大好きなのだからお爺ちゃんが望んでいた道を自分が切り開くのは当然である。
今回は安倍首相が米国の依頼を受けてお爺ちゃんの夢を叶えるために作った総選挙であると思う。ただ問題は、その結果として日本は戦場になるという可能性が非常に高いと言う、ただそれだけである。