2018年06月12日
キーウィはせこいか?
これはニュージーランドに長く住み仕事をしていると分かるが、確かにせこい連中は多い。
一緒に出張に行って昼飯を奢るとびっくりした顔で「え?いいのか?」となる。飛行機代、宿泊費用、そんな事を考えれば12ドルの昼飯など安いものである。
ところが彼らから「今日は俺が払うよ」と言うのは、あまりない。これは文化習慣の違いだろうし会計システム上税金が高くなるのかもしれない。
ただこれはビジネスの世界の話であり個人となれば更にせこい。ほんとにもう大の大人が100円のお金を誰が払うかで議論している。
ただしこれは階級があるようで、100円のお金の話をする人は所詮そういう階級である。
ちょっと上品な階級になると10名程度でパブで飲んでて「よし!今回は俺が払う!」とシャウトしたら綺麗にお勘定が片付く。
皆が飲み終わった頃に次の人が手を上げて「よし、おれがシャウト!」と言えば彼が払う。
そうやって順々にシャウトしながら払っていくのだが、中にはシャウトせずに 飲み逃げする人もいる。
するとだんだんそういう人は飲み会に誘われなくなる。KYである。
でもって最初の「キーウィはせこいか?」に対して僕の意見は「階級による」である。自分でビジネスをしている人間は自分が昼食に呼んだ人間の費用は払う。
組織で動いていてもボスがセコければ金は払わない。
何でこんなせこい仕組みになってしまったのか疑問である。企業取引では随分甘いのに、だったら接待交際費をもっと認めてくれよと思うのだが、どうなんだろうだか?
まあ、いずれにしてもキーウィがせこいのは間違いない。
tom_eastwind at 18:34│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌