2018年06月23日
ビットフライヤー 新規申し込み停止
いよいよ金融庁が動き出した、それも仮想通貨制限の方向で。反社の資金が入ってないか?とかマネーロンダリングに使われてないかとかが理由であるとの事だ。
がもちろん本音は世界で最初に仮想通貨を法的に金融制度の中に入れる、そのためにはまず合法化という網をかけてそれからゆっくりと制度の中で上手く使うという都合だったのだろう。
ところが世界の政府が仮想通貨に対して否定的でありましてや法制化をするなんてどうなのよって足踏みをする中で結局日本だけが突出してしまいビットコイン保有者の60%が日本居住者といういびつな形になったところでどっかーん!通貨の大幅下落や取引所から盗まれるケースが出て来た。
それにしても日本の官僚とは特別に頭の良いバカとしか言いようがないな。大学まで一生懸命勉強して法律も経済も学んだ筈なのに上から言われたら「御意!」で走り出す、その先に見える景色が何であっても突っ込む、とにかく先輩の決めた政策は金科玉条であり天皇陛下の命のようにごまかし解釈はきかないから命令を実行するために命を惜しまず働く。
先日も書いたが日本の通産省で企画したシルバーコロンビア計画も現実には大本営の参謀部の中尉クラスの連中が思いつけば内容を精査されることなく実行される、そうちょうどガダルカナル島で相手の兵隊の数も知らないまま日本軍がやった兵の逐次投入のようなものだ。
今回の仮想通貨規制がどこまで市場を健全化させるか興味がある。
tom_eastwind at 20:18│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌