2018年07月02日
プロの矜持
ビジネスの場面で他社に仕事を取られたビジネスマンが悔しそうにゴミ箱を蹴るとか部下に「何やってたんだ!」とか怒る場面がある。
ただ僕は、どうも仕事の上で起こった事は一切腹が立たない、つまり怒らない。
何故だかわからないがこれは子供の頃からの癖のようで、仕事とは理屈と期待する論理と幸運が交錯する交差点で起こることであるから、どんな突拍子のない不確定要素が入ってもそれは仕方ない、他人に怒る理由にならないのである。
仕事を自分なりに吟味して組み立てて世間の実情に時間的に合ってるか確認して、後は実行するのみであり全ては自己責任。
その上で担当者を決めたら仕事は任せる。それで上手く行かなかったら自分の責任であると思う。
「給料払ってるんだから言うこと聴け!」とか「お前は何の努力をしてるのか!」などと言うのも、なんか野暮である。
だって自分が企画して自分が採用して任せた仕事なんだから責任は自分にあるよね?それがどうしてゴミ箱を蹴ることになるのか?
ビジネスにおいて怒りとは自分が期待することを相手が実行しなかった場合であり、それは自分が期待することを相手にきちんと伝えられなかった自分に問題がある、そう考えられないだろうか。
仕事は信用が全てである。
客は買ってくれない。
仕入先は売ってくれない。
tom_eastwind at 14:06│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌