2018年07月09日
弁護士3件
月曜日は朝一番から弁護士と打ち合わせ一人目。この弁護士は屈託のない感じでちょっと世の中を悲観したような顔で話すので、喋っているとこの案件がどうなると予想しているのかよく分からない。けれどその後送ってきた書類を読むとこちらの意見は十分に織り込まれておりかなり強そうだ。
二人目はメールでのやり取りだ。移民局の最近の判断は、本当に落とすための審査である。何故ならこちらは移民局が当時作ったルールに従って申請してなおかつビジネスモデルも明確で利益も出ているのに、とにかく何だかんだとイチャモンである。とにかく戦わねば。
最後の一人はどちらかと言うとこちらの言い分、つまり論点整理して弁護士に伝えて「あのさ、最初はこうだったろ?でもって今はこうだよね?最初のビジネスモデル構築の時と何も変わってないと主張しようよ」と伝える。
けどこんな事やってると、ほんとに国民党から労働党に政権交代したんだなって実感する。僕も過去に何度か経験した。ヘレン・クラークの時はきつかった。
労働党になると確実に経済は落ちる。現に英語学校の廃業が出てきているのは留学生の減少が原因だ。同じことを僕も経験した。何で労働党ってあーも気軽に「じゃあお札刷りましょう」という発想になれるのか?
第一ニュージーランドは独り立ち出来るほどに内需は育ってない。だから常に一定の外国からの投資が必要だ。この投資を個別案件ごとにクリアーにしようぜって言うのなら分かるが「とにかく全部落とす」が前提なだけにどうしようもない。
移民局も政権交代で文句は言えないのだろうが、これが二大政党制のやり方なのかな。
それにしてもこうやって弁護士とやり取りすることで最新の情報が入手出来るわけで、それはそれで悪くない。
tom_eastwind at 17:39│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌