2018年07月27日
ノマド
もう日本では死語になっているかもしれない。元々は遊牧民という意味のNormadで、どこにいてもいろんなところで自分の仕事が出来る、であった。
日本でも一時期流行り「おれー、ノマドだもんね」とスターバックスでMac広げてたが、そんな流行だけで食えるほど世間は甘くない。
ノマドの単語をつかわずとも江戸時代からそういう人種はいた。風来坊とか素浪人である。
まるで3歳の子供が親に向かって「ねえ!ぼく、月を発見したよ!」である。
確かにパソコンとインターネットの発達でノマドワーカーの領域は広がった。しかしその世界で年収200万円以上稼げるか?それも30年安定的に。
安定を求めずに殺し合いの世界で生きていいなら風来坊とか素浪人でよいと思う。そうでなく安定した仕事と自分の生活の両立を図るならばノマドワーカーと自称しないほうがよい。
tom_eastwind at 10:04│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌