2018年07月29日
Kiwi Build 10万戸の住宅を建設へ
http://blog.livedoor.jp/citadelnz/
労働党政権も派手に住宅問題に取り組み始めた。国民党政権時代にすでに開発にかかってた物件も含めてやるぞって感じだ。
良いことである。こういう点は日本の政治とかなり違う。日本では「お前が気に入らないからお前の言うことやることすべてはんた〜い!」であるが、NZは政権が交代しても政策は是々非々でやっていく。
なので1980年代から1990年代の政治揺籃期にあっても労働党が叩き壊した社会構造を国民党が更に変化させて成長した。
その後も政権は数年ごとに国民党と労働党が担い上手いバランス感覚で経済が上昇、現在に至る。
キーウィビルドもランドバンキングも基本構想は同じである。NZ政府が主導してオークランドのファーストホームバイヤーに低価格住宅を提供する。更に政府が様々な補助を付ける買う人に「下駄を履かせて」あげる。
但しこの両案件では政府が自分で建物を建てるのではなく、そこはあくまでも海外からの投資家やデベロッパーの自己責任でやってもらう。そして出来上がった建物をファーストホームバイヤーに売って資金回収して終了だ。
ただオークランドだけで約22,000人が行列を作って家が建つのを待っている状態なので売れ残る心配はない。
パパクラにしても「やっと」30軒の建設が始まったわけで今後の速度を注視したい。
tom_eastwind at 14:50│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌