2018年09月26日
警察に告ぐ
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仙台市宮城野区の仙台東署東仙台交番で清野裕彰警部補(33)=巡査長から2階級特進=が刺殺された事件は26日、発生から1週間となる。動機の解明が最大の焦点だが、東北学院大3年相沢悠太容疑者(21)=仙台市宮城野区新田2丁目=は別の警察官の銃撃で死亡した。面識がなかったとみられる2人の間にトラブルなども確認されておらず、宮城県警は難しい捜査を強いられている。
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マスコミは問題を矮小化しているが実態は戦後すぐの日本で起こった白鳥事件のようなものである、但し今回は共産党抜き。無政府主義者でもなく、とにかく今の社会に耐えきれない若者の犯行だ。
だから難しい捜査とか事件の長期化とかは警察の言葉遊びであり事実は日本の若者に由る反乱である。この、若者の静かな反乱にどう対応するのか。
この事は以前から何度も書いて来たことだが、22歳で大学を卒業して100歳まで生きるとして、定年までの約40年はとにかく会社にこき使われて退職後の40年は年金がもらえるかどうか分からない。
つまり今の若者が社会に出ても何の未来もないのだ。就職しても学ぶものはない、ひたすら奴隷のように使われるだけ、そして退職後は給料がなくなり年金もどうもやばそう。
そんな先の長い人生をどうやって生きるのか?非正規雇用で初任給年収250万円で家賃などの生活費を払ったらまともな貯金も出来ない。
だったら一発博打だ、警察襲って拳銃奪って銀行強盗!とか思うのだろう。現実にはほぼ不可能であるが、逮捕されても死刑にならず屋根付きの寝床と3食付いてるのだから損はない。
刑務所に入るほうが社会に出るよりまし、そんな世の中が出来上がりつつあるのではないだろうか。
tom_eastwind at 10:00│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌