2018年12月06日
火のないところに煙は立たぬ
昔はよく使った言い回しであるが現時点でこの言い回しを使っている人は余程情報不足かマッチポンプである。
今の時代は予め攻撃対象を絞り込んで、まずは煙を立てる。そして他人のようなツラをして「え〜、そうなんだ、怖い〜」とか言いながら「けど、あんたにも悪いところがあるんじゃないの?火のないところに煙は立たぬって言うからね」とやる。
インターネットが発達した現在では、自分で煙を立てておいて別人の顔で火を点けることが出来るし、実際に多くの場面でそのようなことが起こっている。
だからネットを日頃使わない人はこういう「騙し」には十分気をつけた方が良い。
火のないところに煙を立てる理由。それは、それで誰が儲かるかを考えれば良い。ライバルを排除したい人物。強い劣等感で誰かに恨みを持っている人物などだ。
これは本来書き込みの文体を読めば分かるのだが、インターネット上で読んでいると本を読むのと違い双方向通信に慣れてないから分かりにくい。
また書き込まれた内容に関する専門知識がないとこれも判断基準と試金石がないから分かりにくい。
だから自分が分からないと思ったら煙の文章も火の文章も無視することだ。例えば皆さんが興味のない本を読まないように無視するのが一番である。所詮は便所の書き込み、コンビニのエロ本と思えば良い。
古い諺のみを盲信して今の時代の変化についていけなければあなた自身がトラブルに巻き込まれるだけだ。
tom_eastwind at 18:50│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌