2019年02月05日
居酒屋
しかしまあこの業態の店がここ数年で増えたな。ざっと計算しても2倍ではないか。そして特徴は日本人オーナーが直接経営している店が目立つことだ。
日本で料理の勉強をしてオークランドで修行してから独立するとかである。
僕が居酒屋形態のお店をやってた時は地元の人に居酒屋の概念がうまく伝わらず現場では苦労したものだが現在はすっかり定着して、安くて美味しいメニューの豊富な店と理解されている。
刺し身はまだまだ苦手なキーウィもいるが鳥の唐揚や枝豆、牛肉料理はすっかり馴染みになっている。
なので居酒屋業界はきちんとした味、雰囲気、サービスさえあれば賑やかな業界である。
住宅業界も同様で2年前の爆買いが終わっただけで市場はあいも変わらず手頃な値段の不動産を探している。
もともと僕は2年前から「こりゃバブルだ、そのうち沈静化する。けど大きく壊れることはない、2割引きの価格調整だ」と推測して公言してきてたので不思議ではない。
居酒屋も含むレストラン業界も同様で、一部のレストランの大成功を見た外国のレストランが殴り込みを掛けてきたが、彼ら外国人はNZのし上の小ささを分かっていないために新規出店が相当控えめになった。
ここ2年で出来る高層オフィスビルディングは一階にカフェがあるし古いビルも改装で対応している。つまりオオバコで稼ぐ時代が一巡してこれからは質の時代に変化を始めている、その間をカフェが成長しているのが現状である。
そのように時代は大きく変化するしビジネスの内容も細かく変化する。ただこれは自分で手がけてないと分からないのかもしれない。
tom_eastwind at 19:33│Comments(0)│
│諸行無常のビジネス日誌